kira☆kira woman vol.1「日本と台湾の架け橋となって」


「日本と台湾の架け橋となって」

「kira☆kira woman」は台湾をルーツに持つ日本で活躍されている
キラキラ輝く女性を紹介するコーナー。
第一回目は台湾系航空会社で働く曾さんにインタビューしてきました。

曾さん1
 さっそくですが、日本に来られたのはいつからですか?

「2007年6月に台湾で大学を卒業して、2007年10月に日本へ留学しました。
最初は日本語学校へ通い、その後大学院へ進みました。」

 留学先に日本を選ばれた理由は?

「大学で栄養学を専攻していたのですが、
日本は”食”を学ぶには一番いい環境だと思ったんです。
日本の食品業界は世界でも一番だと思いますから。」

 日本の食に興味を持って下さったんですね!
印象に残っている留学時代の思い出はありますか?

「留学したばかりの頃は、
日本語を間違えてしまいよく教授に注意されていたのが懐かしいです。
あとは、台湾との文化の違いにも戸惑いましたね。
台湾は夜市など屋台文化が根付いているため、歩きながら食べることが普通にあるのですが、
日本の方は食べ歩きをされる方が少ないので最初は驚きました。」

 なるほど、実際に生活したからこそわかる文化の違いですね。
次はお仕事について伺っていきたいのですが、今のお仕事を選ばれたきっかけはなんですか?

「留学生がお互いにサポートしあったり、
交流する場でもある中華民国留日東京同学会の会長を務めることになった2011年。
ちょうどその年、東日本大震災が発生し、
留学を断念する学生もでてきたり、すごく色々な思いがあった時でした。
不安な留学生の相談に乗ることはもちろん、
日本が大好きな私は日本の人達のことも助けてあげたいという気持ちがとても大きく、
人々をサポートしていく仕事に就きたいと思うようになりました。
日本と台湾どちらもサポートしていきたい、日台の架け橋になれたらという思いから、
日本で台湾系の航空会社に入社しました。」

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 お仕事選びにはそんな思いが込められていたんですね!
具体的には今会社ではどんな業務をされているんですか?

「今の私の業務としては営業部に所属しているので、
営業はもちろん、広報活動や、
台湾人のマネージャーと日本人の上司/同僚との間に入って
仕事が円滑に進むように調整をしたり、あとは新人教育などもしています。」

 台湾人と日本人との間に入ってサポートするというのは、
まさに”日台の架け橋”としてのお仕事ですね!
業務も多岐にわたり、お仕事する上で日々色々なことがあると思いますが、
大変なこと、また逆にやりがいを感じていることを教えて下さい。

「そうですね、入社した頃一番大変だったのは、日本の職場のルールですね。
仕事上での文化の違いにとまどうことがありました。
やりがいを感じるのはやはり”お客様の声”ですね。
毎日頂くお客様からのメールやお手紙が励みになっています。
航空会社はサービス業なので、こうしたお客様との直接のやりとりを大事にしています。」

 やはりお客様とのやりとりもそうですが、
曾さんは人と人との繋がりを大事になさっているんですね!
次はプライベートのお話を伺っていきたいと思います。
休日はどのように過ごされていますか?

「まずは家事をしますね。
平日は仕事で遅くなることが多いので、休日にまとめてこなしています。
あとは、華僑のイベントに参加することが多いですね。
最近だと横浜中華街で行われた双十節のイベントに参加しました。」

 プライベートでも日台の文化交流をなさっているんですね!
どちらの国にも精通していらっしゃる曾さんからみた
日本と台湾それぞれの好きなところはどこですか?

「日本の好きなところは、日本人のマナーの良さ、街が綺麗なところ、
刺身など海鮮がすごくおいしいところです。
台湾は、台湾人の情熱的な人柄が好きですね。
日本でいうと大阪の人のようなイメージなのかな。
あとは、台湾は庶民的なB級グルメが充実していてその味も雰囲気も好きです。」

 たしかに日本も台湾も食事がおいしいですよね!
曾さんのオススメの台湾のお店や、日本で楽しめる台湾料理のお店があれば教えて下さい。

「私の地元台北にある杭州小龍湯包がオススメですよ!
地元の人もよく行く小龍包のお店です。
中にチョコレートが入った小龍包もあってすごく人気なんですよ。
日本では新橋の台湾担仔麺というお店がすごくおいしいですよ!!
横浜中華街の青葉もオススメですね。」

 チョコレートの小龍包!どんな味なのかとても気になりますね!
食べ物以外のところで、今台湾で流行っているものは何がありますか?

「そうですね、
女性の間では龍山寺で月下老人という縁結びの神様に参拝するのが流行っていますよ!
龍山寺では実物の赤い糸をもらうことができるので、
参拝に行ってその糸を大事にすると良縁に恵まれるといわれているんです。」

 日本でも恋愛のパワースポット巡りは人気がありますし、恋の悩みは万国共通ですね!
お話を伺ってきて、文化の違いはもちろんですが、逆に共通点も発見できてうれしいです。

「そうですね、違うところも似ているところもあるのが面白いですね。」

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 仕事にプライベートにまさにキラキラと充実された毎日を過ごされている曾さんですが、
自分磨きの秘訣やポイント、アドバイスなどを教えて下さい。

「まずはとにかくやってみるということ!
亡くなった祖父に
「自分を大切に。そして外国人として海外で働くなら人の十倍頑張るように」
と言われた言葉を大事にしています。
留学生時代は睡眠時間を削って勉強をして、今でも努力を続けています。
後輩たちへは「自分でできること自分でする」ということをアドバイスしたいですね。
やはり自分の力でまず頑張ってみるということが大事だと思うんです。」

 では最後に曾さんがこれからやりたいこと、目標としていることはありますか?

「留学生のOBたちを集めて、これから日本への留学を考えている学生や、
留学中の学生の支援をしていくNPOなどの団体を作りたいです。
また、台湾料理と日本料理をお互いに教えあうような
お料理教室なども開催していければと思っています。」

とても努力家な曾さんのお人柄がわかるインタビューでした。
今後もますます曾さんの日本と台湾の架け橋としてのご活躍が楽しみですね。
曾さんありがとうございました。

DSC_1068-crop今回のkira☆kira woman
曾愛廸さん
2007年に来日。
お茶の水女子大学で修士号を取得、
博士課程終了後、
2013年に台湾系航空会社に入社。
現在来日8年目。
プライベートでも
日本と台湾の交流に力を注ぐ、
Kira☆kira woman。


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