「Books Kinokuniya Tokyo」に台湾書籍コーナー開設
「Books Kinokuniya Tokyo」の舟木幹男店長は、台湾書籍コーナーを開設したのは、台湾ファンの日本人および日本在住の台湾人に最新の台湾書籍を提供したいとの思いからであり、「開設後の反応は予想以上で、特に絵本の売れ行きがよい」と強調した。舟木店長は、今後も台湾の作家の本を増強し、コロナ禍が落ち着いたら、台湾文化センターと協力して台湾から作家を招き、サイン会などのイベントを開催したいとの考えを示した。

台湾文化センターでは、近年日本に向けて積極的に台湾文学を紹介しており、台湾文学ファンが増えてきている。最近の台湾ブームもあり、台湾文化センターでは、日本の主要な販路と提携し、台湾の秀作を日本市場に進出させ、台湾の作品の国際的知名度の確立と台湾文化の質の向上を目指している。このたびの紀伊國屋書店での台湾書籍コーナーの開設にあたっても、台湾文化センターが全力で協力しており、多くの台湾ファンの日本人および日本在住の台湾人が、「誠品生活日本橋」に加えてもう一つ「台湾書籍の聖地」ができたと喜んでいる。コロナ禍のため当分台湾に行けなくても、日本の書店で台湾書籍を直接購入できるので、台日出版交流に時差はない。今後、台湾文化センターは引き続き紀伊國屋書店と協力し、台湾の作家および出版物を紹介していく。