台湾漫画家 蕭言中が日本で初めて展覧会を開催!
各国をしばしば漫遊する漫画の大家、蕭言中は《童話ショート》という一コマ漫画でシリーズを200万部売り上げ台湾全土を風靡!
軽いユーモアセンスと鋭い切り口で、30年余り読者を抱腹絶倒させた。無限の創作力を持つ彼は、作品のスタイルをユーモアたっぷりにからかうことが得意で、かつては旅行や子供番組のMC、ドラマ番組の主役男優、舞台の脚色演出・出演、脚本・文学や楽曲の創作を幅広くまたにかけ、また年越しコンサートの演出と美術監督も担当し、その多様な芸術経歴は蕭言中の創作エネルギーを豊富にさせた。
2013年から2014年は立て続けに多くの作品展に参加し、作品《笨賊一籮筐(とんまな泥棒たち)》は更に中国によって舞台やネットドラマにアレンジされた。敖幼祥、蔡志忠、朱德庸と並び「台湾四大漫画才人」として、「一コマ漫画の第一人者」と称された。
近年、蕭言中は最もシンプルな線で描くことにこだわり、これまでのおどけたユーモア感を改め、何十年の人生経験を筆に、ますます内に秘めたユーモアは画筆で昇華し生命に満ちた線となった。華やかな技法や無駄な色彩は控え、一筆一画自然でこだわりがなく雲や水が流れるように、一連の大いに啓発される作品を描いた。更に独特な「指剣画派」という禅学的漫画を作り出し、「禅武」と名付けられ、作品は今までの漫画のありさまを突き破り、彼は物語を線そのものに表した。中国武術の動きと禅学を結合させ、その生き生きとした表情は道理を説き明かし、いっそう古人がやったことがないような漫画芸術の現れであった。
続いて2015年の『以愛之名』では,徹底的に簡素主義の精神を貫き、洗練された優美な線で、愛と命にまっすぐ向き合った暖かい愛情を伝えた。
そして台北101での初めて展覧会は素晴らしい功績を作った。洗練されて既に久しい新シリーズの創作【IMAGE禪武】は、目に見えるか目に見えないかの最高の境界線であり、線はますます洗練され、読者により深いレベルでの交わりと重い一撃を与える!
- 台湾漫画家 蕭言中【出神入畫】漫画展
日時:2019年10月5日‐10月18日
開館時間:10時‐19時
入場料:無料
住所:UltraSuperNew Gallery
〒150‐0001 東京都渋谷区神宮前1丁目1ー3
休館日:なし
TEL:03-6432-9350
主催:台湾文化部、台灣生命與法律美學推廣協會
共同制作:株式会社トモトモ、飛魚創意、齊饗創意整合行銷