資生堂、台湾での販売開始から60周年

資生堂、台湾での販売開始から60周年

資生堂は2017年、台湾での販売開始から60年を迎えます。当社のグローバル展開は、1957年の台湾での販売開始によるアジア地域から始まりました。 1965年のニューヨークでの販売会社設立による米州地域への本格進出、1968年のイタリア、1980年のフランスをはじめとした欧州地域への展開、さらに1981年には中国にて販売を開始しました。現在は、日本、中国、アジアパシフィック諸国、米州、ヨーロッパ、中東、アフリカ地域など、世界120の国と地域にまで広がっています。

《台湾資生堂について》
 台湾資生堂は、資生堂グループのグローバル事業第一歩であると同時に、現在も最も重要な拠点の一つです。1957年、現地資本による販売代理店として設立され、1983年に株式会社資生堂との合弁会社となりました。1980年には中れき(ちゅうれき)工場が、1998年には新竹工場が稼動し、販売だけでなく生産拠点としても発展しています。また、2016年に中れき工場の生産機能を新竹工場に移転して機能を強化し、台湾域内のみならずアセアン向け生産拠点としての位置づけも担っています。
 海外市場での主力ブランド「SHISEIDO」に加え、台湾のお客さまの嗜好に合わせた複数のブランドを販売するカウンターをデパートや専門店、ドラッグストア系列店などで展開し、現地の市場に合わせたマーケティングにも力を入れています。
 また、創業以来の社是である「美化人生(人生を美しく)」の精神に基づき、資生堂グループの商品販売に加えて、当社独自のカバーメーキャップ技術を駆使して外見上の悩みを解決する「資生堂ライフクオリティーメーキャップ(SLQ)」の実施など、CSR活動を通じて台湾のお客さまの美と健康に貢献しています。
 これらの活動を通じ、台湾においてSHISEIDOグループは、売上トップシェアの化粧品企業として幅広く認知されています。

《台湾資生堂創立60周年について》
 台湾資生堂は、2017年をさらなる飛躍を誓う年と位置づけ「感謝・感動・前進」をテーマに、お客さまとのコミュニケーション拡大を軸にさまざまな活動を行っていきます。そのスタートとして、台北にて3月8日(水)午後1時より(現地時間)、台北の「ル メリディアン台北(台北寒舍艾美酒店)」で60周年記念式典を開催しました。会場では、「感謝・感動・前進」をテーマに事業開始からの60年の歴史をポスターパネルや商品、映像を通じて展示したほか、台湾資生堂60周年のコーポレート アンバサダーとして、台湾で絶大な人気を誇る蔡依林(以下ジョリン・ツァイ)さんが登場しました。当式典には台湾各界からの来賓及び、株式会社資生堂より魚谷代表取締役執行役員社長も参加しました。また、主な施策として、3月8日(水)からネットを通じて店頭やウェブサイトなどでジョリン・ツァイさんが出演するムービーの露出を予定しています。


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