【苗栗県観光コンテンツ プレス発表会】苗栗県の新名所をPR!


台湾・苗栗県政府と地元企業が新名所の観光PRのため来日し、9月18日都内のホテルで「苗栗県観光コンテンツ プレス発表会」が開催された。
苗栗県政府文化観光局 詹彩蘋副局長や、今回の新名所PRの目玉でもある旧山線レールバイクの運営会社「祺峰休閒事業」游志勇社長などの地元観光事業関係者をはじめ、駐日代表処の郭仲熙副代表など多数出席し、苗栗県の観光PRを行った。

苗栗県観光PRマスコットの猫裏喵も登場


苗栗県は台北から電車で約1時間、台中からは約30分と観光客もアクセスしやすい場所に位置している。地域の自然環境や伝統文化の保全と活用を目指す国際的な連携組織、チッタスロー協会の「スローシティ」に世界で唯一県内に2つの地(三義郷と南庄郷)が加入しているということもあり、自然の中でゆったりとした時間が流れるような旅ができる場所としてこれから注目の場所。

季節ごとに楽しめる豊かな自然
文化面では、織物や客家藍染、三義木彫などの伝統工芸が盛んで、観光客が実際に体験できる施設などもある。また、イチゴやスイカなどのフルーツ、お土産としても人気の東宝美人茶から、地元食材を生かした伝統的な客家料理まで、旅の醍醐味でもある食の楽しみも満載。今回、今後の苗栗県の観光の目玉として大きく紹介されたのが、旧山線レールバイク。旧山線は1908年のに開業し、1998年の廃止以降活用されないままだったが、そのレールを生かしレールバイクとして再利用されることに。沿線では1935年の新竹・台中地震で崩壊したれんが造りの龍騰断橋や、いくつものトンネルが連なる美しい景色を楽しむことができる。今年から試験運転がはじまり、日本からもホームページで予約ができるのも嬉しい。(http://www.oml-railbike.com/index.php

また今回の発表会には、軽井沢観光協会の土屋会長も出席し、日台の観光ビジネスの交流も。苗栗県の旧山線レールバイクの運営会社と長野県のしなの鉄道、また三義木彫博物館とエルツおもちゃ博物館それぞれ文化観光連携に関する協議書に調印され、今後も両者間で観光促進が図られるという。現在旧山線レールバイクと、しなの鉄道が相互に使用済みの乗車券の無償交換を行う「乗車券交流」が開始されている。 ※乗車券交流についての詳細はこちらから


スローな癒しの旅に訪れるのにピッタリな苗栗県。
忙しい生活に疲れたとき、いつもと違う旅がしたいとき、温泉や食事をゆっくり楽しみ、豊かな自然に癒されに訪れてみては。