京浜急行電鉄株式会社(本社:東京都港区,社長:原田 一之,以下 京急電鉄)と中華民国交通部台湾鉄路管理局(局長:周永暉,以下 台鉄)では,昨年2月に締結した「友好鉄道協定」による相互誘客活動の一環として5月12日(木)から台鉄の電車に,京急線の赤い車体をイメージしたラッピング列車の運行を開始します。
京急電鉄では,本年2月22日(月)から台鉄との友好協定締結1周年を記念して,台鉄列車のデザインを施したラッピング列車を運行しております。当初は3月中旬までの予定でしたが,当該ラッピング列車を見るために台湾から訪日する方が現れるなど,好評を得ていることから運行期間を6月初旬まで延長いたしました。その他,羽田空港国際線ターミナル駅へのPRパネルの設置等,台鉄と連携したさまざまな企画を実施しております。
この度,台鉄からの提案により,鉄道を通じた観光交流促進のため,台鉄の通勤電車に京急の赤い電車をイメージさせるラッピングを施し,台北を中心に都市部を約半年間運行することになりました。運行開始日である5月12日には,台鉄・南港(なんがん)駅において両者による出発式をおこないます。
今後も各種取り組みを通じて両者沿線のみならず,日台間の交流人口の増大を目指すべく企画を実施してまいります。
■台鉄ラッピング列車の運行について
1.運行期間
2016年5月12日(木)~10月12日(水)(予定)
2.対象列車
EMU700形通勤列車1編成8両編成
3.運行区間
主に西部幹線(宜蘭~台北~彰化)区間車(普通電車)として運行
4.出発式概要
(1)日時
5月12日(木) 10:00~11:00
(2)場所
台鉄 南港駅構内(台北駅から2駅)
(3)出席者
台鉄:周局長ほか
京急電鉄:中山運転車両部長ほか
5.その他
今回のラッピング列車運行開始にあわせて,2015年9月から台北駅コンコースに掲出中のPRパネルのデザインも一新いたします。