アートで台湾と日本を繋ぐ「藝家人」~藝術祭2016~

アートで台湾と日本を繋ぐ「藝家人」~藝術祭2016~

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2014年12月に設立した、アートで台湾と日本を繋ぐ団体「藝家人」は、3月23日~27日まで東京・虎ノ門にある台北駐日経済文化代表処台湾文化センターにて、当団体第4回イベントである、藝術祭を開催します。今回のイベントには、作家の温又柔とシンガーソングライター小島ケイタニーラブによる「朗読×演奏で奏でるタイワン」や台北映画祭で若手映画監督賞を受賞した張凱智が前回に引き続き来日し、最新作である『孤独な東京ラプソディー』を上映します。
2月25日 18:00から行われる開幕パーティでは、台湾の若手バンド廖文強&crispyバンドが来日、演奏を行います。なお、常設展では日本で活動中の台湾人若手写真作家4人の―私の台湾物語『台湾の記憶』展―を行います。

藝家人は、日本と台湾のアーティストやクリエイター志望の学生や、若手アーティストが共に活動・活躍出来る場所を創っていくというコンセプトで創設されました。
今回の藝術祭は、藝家人第4回のイベントで、台日ハーフである代表の古後からは、「台日の若手アーティストが、自ら活動する場所を創る為に、駐日台北経済文化代表処、台湾文化部はじめたくさんの方にご協力頂き感謝しています。今後もより多くの人を巻き込んで、新しい台日関係を築いていきたいです。」

以下イベント詳細:
日程:2016年 3月23日~27日
場所:台北駐日経済文化代表処台湾文化センター
(港区虎ノ門1-1-12 虎ノ門ビル2階)各日入場料無料

3月23日~27日
常設展:「台湾の記憶」若手台湾作家四人による写真展
常設展では、東京ビジュアルアーツに所属している台湾人若手写真家による写真展「台湾の記憶」を開催。自らの台湾の記憶を物語形式で展示します。
アーティスト:陳彦良・陳翰文・蔡萬霖・張凱翔

3月24日18:00.
「台湾語でひも解くタイワン」
藝家人メンバーによる新企画イベント。台湾語を知ることでタイワンをひも解いていこうというコンセプト。知る・聴くだけでなく、クイズに答えて、一緒に台湾語を話してみましょう。
講師:陳彦良・黄濱濱

3月25日18:00.
藝家人の開幕パーティ&廖文強LIVE藝術祭
2016開幕を記念して、藝家人メンバーやイベントゲストなどにも参加して頂き台日交流パーティを行います。台湾のお菓子や軽食なども出る予定なので、是非、皆さん気軽にお立ち寄りください。また 19:00~は台湾の若手アーティスト廖文強&CrispyBandのライブを行います。台湾で注目の若手シンガーソングライター初の日本でのライブをお見逃しなく。

3月26日11:00~/19:00~(2回上映)
張凱智監督 『孤独な東京ラプソディー』上映会
数々の受賞歴を持つ台湾の若手映画監督張凱智が撮った最新作。

東京ーアジアの国々の中で一番多くの外国人が集まる都市。現在、東京にいる外国人の人口は、約一万人。もちろん、東京には、日本国内様々な場所からたくさんの若者が集まる。彼らは夢の為に、進学の為に、仕事の為に…「かれら」は様々な目的を持って東京にやってきた。一体東京にいる彼らはどんな理由で東京へ来たのか?
東京に来て、孤独を感じるのか?どんな時になぜ孤独を感じるのか?

このドキュメンタリー映画は、「孤独」をコンセプトとしています。調査のようなかたちで、監督が東京に滞在している間に外国人や日本の若者たちに「なぜ東京に来たのか」「どんなときに孤独を感じるか」などをインタビューし、それを元に製作しました。

3月26日14:00.
台湾映画における日本表象 『金門島にかける橋』(c日活)
台湾映画は日本をどう描いてきたのだろうか。
現在から60年代に遡り確認した上で、日台合作映画『金門島にかける橋』(1962)日本版・台湾版を比較します。
幻の台湾版『海灣風雲』(日本初公開)結末を上映し、なぜ日本版と台湾版の結末が異なるのか、その謎に迫ります。

3月27日18:00.
作家温又柔×小島ケイタニーラブ
台湾籍作家、温又柔とシンガーソングライター小島ケイタニーラブが繰り広げる空間。「”台湾”をうたう、鳴らす、かたる、遊ぶ」2人が奏でる台湾を聴きに来てください。

温又柔
「好去好来歌」で第33回すばる文学賞佳作を受賞し作家デビュー。最新作には15年『台湾生まれ日本語育ち』がある。

小島ケイタニーラブ
シンガーソングライター/サウンドデザイナー 1980年、静岡県浜松市生まれ。

出典:http://jp.taiwan.culture.tw/


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