レクチャーパフォーマンス チェン・ジエレン


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台湾アート界の先駆者、チェン・ジエレン(陳界仁)。

大文字の歴史や社会が取りこぼす現実にカメラを向け、
壮大で静謐な映像フィクションに昇華させる手腕と長年の取組は、
国内外で多くの尊敬と注目を集め続けている。

本作品は、最新映像インスタレーション『残響世界』(2014)
に自らの創作理念を交えながら、
レクチャーパフォーマンスとして新たに発展させるもの。

ハンセン病患者収容施設「楽生院(のちに楽生療養院と改称)」
をめぐる個人の物語に、
日本と台湾両国の歴史を重ね、
現代の社会問題へと静かに斬り込む。

歴史上の題材を過去だけではなく、
現在そして未来に続く問いとして捉えるチェン。

その眼差しは、「不潔者」とされたハンセン病患者だけでなく、
政治に異議を唱えて「不穏者」とされ排除された人々にも向けられる。

今回、日本での上演のために創作されるチェンの語りと映像は、
私たちにどんな揺さぶりをかけるのだろうか。(中国語・日本語上演)

★公演日:

2016年2月16日(火)19時開演 *
2016年2月17日(水)19時開演 *
2016年2月18日(木)19時開演 *
*終演後、アーティストと観客の対話の場「コモンズ・トーク」あり(ワンドリンクつき)
開場は開演の45分前

★映像上映「残響世界」(2014、104分)シングルスクリーン

2016年2月12日(金)–26日(金)
連日11時、13時、17時より上映無料/予約不要
会場:台北駐日経済文化代表処台湾文化センター

1930年、日本の植民地統治時代に、
台湾総督府が設立したハンセン病患者収容施設「楽生院」をめぐる映像作品。
初上映は4つの章を療養院の屋外4箇所で上映し、
観客が楽生療養院の敷地を歩きまわり患者とともに作品を鑑賞する、
一種の社会関与型アート・プロジェクトとしても大きな話題を呼んだ。

今回上映されるのは、
4つの章をひとつにまとめたシングルスクリーンバージョンとなる。

レクチャーパフォーマンスの前に鑑賞するか後に鑑賞するかは観客の判断に委ねられる。

http://lecture-performance.com/performance_vol2.php


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